01 | 02 | |||||
03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
ジブリ作品や北野映画などの映画音楽でおなじみの作曲家、久石譲氏のオフィシャルサイト。シンプルなデザインに映える文字組、そして全体のバランスがキレイ。 久石氏の音楽に造詣が深いわけではないけれども、このサイトを見て、何となくその世界観を知ることができたような気がする。シンプルさが伝えることの情報量が、決して少なくないことを、改めて知るような気持ち。 しかし誰もがこうして文字を並べて上手くいくわけじゃないんだろうなあ。むしろ要素が少ない方が難しかったりするわけで。このバランス感覚は、脳に焼き付けておこう。 |
プラズマ液晶「VIERA」を使ったパナソニックのブランディングサイト。日本色の美しさを語り、その色を再現する日本のVIERAという流れ。ナショナルアイデンティティを喚起する、圧倒的な美しさの前に、ただ呆然とする。 色の美しさに目を奪われてしまうけれども、個人的にこのサイトで秀逸だと思ったのはタイポグラフィ。その文字使いは、妙に日本人離れしている。日本語のバランスの良さ、柔軟性、そして文字組みの面白さを再認識させてくれる。 クリエイティブ武士道とこのサイトを見て、日本文化の特異性、そしてそれが暗に語る深みある背景に気付く。ミニマルな欧米スタイルとは一線を画したデザインの興隆は、新しい風となるんだろうか。 |
LOFTのハロウィーンキャンペーンサイト。LOFTが取扱うハロウィーン用変装グッズを、ファッションコレクション風に仕立てて見せている。強烈なビジュアルのインパクトを、繊細なクリエイティブがフォローアップ。嫉妬を通り越して、完全に虜です。 素材購入に行ったLOFTで気になったのが、このキャンペーンのタイポグラフィ。サムライの佐藤可士和氏の仕事とのこと。それが気に入って帰社後にサイトを見たら、今度はそれ以上のデザインセンスに遭遇。クリエイティブにおけるLOFTの恩恵は大きい。感謝。 トップページのランダムに切り替わるタイポグラフィも、使い古されたメソッドなんだけど、質が高いだけ面白い。レトロにJavaScriptで作っていたら、もっと好きになっていたかも。 |
超薄型デジカメ「Sony Cyber-shot T7」のスペシャルコンテンツ。そのカメラのある風景を「映画のシーン」として極めて美しく見せている。下手なアート系フィルムより、ずっと耽美的。オープニングのタイポグラフィも非常にクールだし、全てが素晴らしい。 ビジュアルもさることながら、商品に対するアプローチが参考になる。厚さ9.8mmという商品属性の説明は他にゆずり、このカメラの活きる場面を提示しているのが大きい。性能差の見えにくい数多のデジカメのなかで、いかに差別化するかを考えると、こういうアプローチになるのか、と。T7ならばセレブが持っていても違和感ないかも、と思わせるブランディングがスゲー。 "Vogue"でもめくっているようなムービーは、もしや福井信蔵氏の仕事かと思ったら、ビンゴだった。いや、もうホント神です。 |