dTbookmark | Webデザインのこやし

Web系デベロッパー兼デザイナーによる素敵なウェブサイトのブックマーク集。マーケティング、ブランディングと開発とデザインの視点からのコメント付き。

2009 / 05
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Web系デベロッパ兼デザイナー。
広告、マーケティング、ブランディングなどに効くWebは何かを探る今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
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ビーコンコミュニケーションズ 新卒採用サイト


http://www.beaconcom.co.jp/recruit2008/

ビーコンコミュニケーションズの2008年度新卒採用サイト。採用シーズンを過ぎたこんな時期に、後輩に教えられて初めて知った。すごいインパクトに、思わず声が出る。「おお、かっこいい!」

普通の動画だと思ったら、写真をつないだストップモーションとのこと。学生時代に一度やってみたことがあるのだけど、ビデオには出せない味が表れるので、つい見せられる。それにしても、この長尺、そしてストーリーを形にするのは大変な苦労がありそう。素晴らしい。

噂には聞いていたけど、ビーコン社内はホントにオシャレ空間だった。どういう場所で、どういう人と、どういう仕事をするのか。学生の知りたい情報を、効率的に伝える、お手本のようなコンテンツ。勉強になります。

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OLYMPUS みんなで創るミュージックビデオ・プロジェクト


http://olympus-wonder.com/

あなたの写真と出会い、何かに気付く人がいる。
あなたの写真と音楽が出会い、新しい何かが生まれる。

オリンパスとミスチル、そして消費者のコラボレーションでミュージックビデオを作っていこうという、キャンペーンサイト。かなり巧妙な仕掛けで、ここ最近で一番の衝撃を受けた。うまい…。

集合知の可能性は無限だ。ダニエル・ピンクの言うように、一瞥すると結びつかない複数の事柄を統合し、新しい価値を生み出すことが求められる時代、集合知はひとつの次代への扉のカギだと、信じている。このサイトはまだ始まったばかりだけど、今まで見たこともないようなビデオが出来上がるような気がする。楽しみだ。

ところで、この企画が通ったのも、一眼レフがこんだけ普及したからなんでしょう。最近、幼稚園とか一眼レフだらけらしいから。さて、自分も写真をアップしてみようかな。ニコンだけど。

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GRAND LIFE 平屋という選択。


http://sfc.jp/ie/lineup/grandlife/

住友林業による平屋のスペシャルコンテンツ。大人のライフスタイルに平屋を提案するだけに、非常に落ち着いた雰囲気がある。トランジションをはじめ、モーションが気持ち良いです。

写真のクォリティが高く、それだけで雰囲気を作れるのは確かだと思う。でも、そこでチャラチャラした動きが付いたり、ビュンビュンとシーンが変わると興ざめするわけで。雰囲気を壊さず、後押しするオーサリングに拍手。やっぱり神はディテールに宿るかな。

ちなみに、全画面では気付かないけど、実はメニューにonResizeが効いていたり、見えないところで芸が細かいのに感動を覚えた。そういうこだわり、賛成です。

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西麻布にあるダイニングレストラン「坊」の英語サイト。画面いっぱいのオシャレな写真と、琴のサウンドから、お店の雰囲気が自然と伝わってくる。オシャレです。

和テイストながらも、プレゼンテーションは現代風で、その和洋折衷感が海外の人にウケそうだなーと思った。でも、それは日本人から見た感覚であって、欧米の人からしたら、違和感があるデザインなのかもしれないけど。

ずいぶん前にフランス出身のデザイナーに、「そこでGaramond使うのはおかしい!」って指摘されたことがあった。文化的な理由らしい。いまだその違和感は理解できていない。そのときは、代わりにTimesを使ったんだったかな。世界って広いなあ。(なんだそれ)

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Weave Toshi Collection Vol.3


http://www.weavetoshi.co.jp/

国内の帽子メーカー「Weave Toshi」のウェブコレクション第3弾。すでに各所で話題に上がっているとおり、デカダンな雰囲気と斬新なインタフェースにやられること必至。かなりカッコイイです。

このコレクションだけ見ても片落ちで、実際にその店舗に足を運んだとき、Weave Toshi のブランド管理に対する崇高な志しを覚えたのだった。たかが帽子、されど帽子。帽子の先にある壮大な世界観、そしてそのコンテキストを、ウェブを含めた様々なクリエイティブで支えている。理念を含め、見えているものが違いすぎる。

さて、この世界を体験することでマーケは動くのかと思ったら、カシラにてECブログをスマートに展開している。個人的には、こちらのナチュラルな戦略に唸らせられる。ぬかりなし。

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ニューヨークを拠点に世界で活躍するモードな写真家・赤司周氏のサイト。写真やプロダクトをいかに見せ、人々を魅せるかを考えていくと、基本的に余計なコンテンツや装飾は削ぎ落とされていく。このサイトでは、それが本当に徹底的に実践されていてカッコイイ。

シンプルな構成であればあるほど、コンテンツにかかる重圧は大きくなる。それを余裕で跳ね除けてしまう赤司氏の素敵すぎる写真の数々に、ため息が漏れること必至。すごい綺麗。緊張感がたまらない。

こういったモードな写真は、やっぱり黒バックに映えるのかな。明度や彩度が高いとちょっと健康的すぎてダメなんだろうか。いつか実験してみよう。

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イシバシヒロミツ氏のデザイン系ポートフォリオサイト。この方はよく存じないのだけど、こういう写真は好きだなあ、と。同じ被写体に向かったら自分でもそう撮るだろうなあ、という意味で非常に共感してしまった。それだけなんですよ。

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「靴下屋」で知られる靴下メーカー、ダンの海外進出店「TABIO」のサイト。トランジションが気持ちよくて、ついついクリックしてしまう。そして、次々に出てくる靴下フォトが面白くて、またクリック。「靴下って微妙だなー」なんて思っていたけど、写真次第で主役にも化けるんですな。「そこに靴下がある。」って雰囲気、素敵です。

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富士フイルムの環境活動×写真ギャラリーサイト「Forest Forever」。オススメは「Forest Gallery」。マイナスイオンが届きそうな壮大な森林写真の数々に癒されること必至。でも、一番気持ちいいのは世界地図上をギュイーンって移動するインタフェース。適当にやってても、近くにプロットされたポイントが表示されるのが素敵。

ちなみに、富士フイルムのデジカメは最高だと思っとります。