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TBWA博報堂のコーポレートサイト。コラージュ満載のクリエイティブ魂が爆発したようなデザインが印象的。しかしそれで終わらず、細かい動きやボタンで遊びを用意しているあたりが、さすがの一言。 「企業サイトだから、こういったデザインの方が良い」という一般論というのは少なからずあるし、ユーザーにも「企業サイトだから、こういう使い勝手であって欲しい」というデファクトスタンダードみたいなデザインニーズがある。そういうところを壊しにいけるCDやAD、何より提案を受けて壊そうと決意するクライアント企業って、スゴイなと思う。 でも最近はどんな企業でも、学生向けの採用サイトでは、はっちゃけたことする傾向にありますね。企業サイトと採用サイトのギャップを見るのも、なかなか面白い。 |
フランスのWebデザイナーMathieu BadimonのLABサイト。余計なものを排除した心地良いインタラクションが、心の琴線に触れる。画面の左右下にあるバーで、角度調整できるというアイデアも新鮮でした。 世の中にはスゴイ人がたくさんいるんだなー、と改めて思いつつ、どんな人かと思って探したらインタビュー記事がありました。HITSPAPER。そういう経歴で、こうなるのか。なるほど…。 |
Levisの秋冬コレクションのスペシャルサイト。音楽×アート×ファッションという豪華なコラボレーションに、見ごたえ抜群。オシャレでカッコイイです。 アーティスト毎の個性とスタイリングで、こうも雰囲気が変わるんだなーと思う。ある程度ジャンルは絞っていて、大枠のコンセプトからはズレないようにしているんだろうけど、どれもユニークで素敵。やっぱりファッションは自由で懐が深くて良いなあ。 ただ、ナビゲーションが分かりづらいのは惜しいなあ。次々に色んなコンセプトを見て行きたいけど、迷ってしまった。ビジュアルが最高なだけに、残念。サイトにとってナビゲーションは命ですかね。 |
大阪天神祭のスペシャルサイト。そこかしこの紋様が、東洋の呪術的な空気を醸して、お祭の神秘的なムードを伝えている。良い感じ。 天神祭を時間軸と空間軸で見せるコンテンツは、作りが秀逸。お祭の背景にフォーカスする企画もさることながら、ディテールまでこだわったクリエイティブに感激。お祭にしては、まとまりすぎているのかもしれないけど、個人的には好きです、こういうフラッシュ。 最近、ところどころで和を感じさせるサイトがあって、面白い。この流れは大歓迎。もっと色々見てみたいなあ。ご存知の方は、教えてくださいまし。 |
シンガポールを拠点に活動しているグラフィックデザイナー、Jonathan Yuen氏のサイト。水墨画のように次々と描かれていく、その東洋的なビジュアルに、吸い込まれそうになる。キレイ。 自由だ。俯瞰と仰視は入り乱れ、古臭くても新しく、コントロールの方法に明確な統一性はない。ただ一貫したイメージを保ち、あとは好きなように描いたり、動かしたり。何が起こるか分からないけれども、何かが起こるのは分かる。気付けばグリグリといじり、その世界に没頭する自分がいる。なんのこっちゃ。 「これだ!」という世界の物語をイメージし、そこへ向かってズンズン前進していく妖気を感じる。強固なブランディングに必要なのは、そうしたストーリーを考え、そして語る力なんだろうなあ。 |
写真家・繰上和美氏のオフィシャルサイト。氏の写真同様、サイトも非常に鋭利で、インパクトの強い構成。その世界観に圧倒される。個人的に、こういうのはすごく好きです。 一般に言われるユーザビリティ論からすれば、悪い設計のサイトになるんだろう。何の情報がどこにあるか分からない。でも、迷うことが、その世界を体験させる手段になることもある。手探りのワクワク感は、とても楽しい。教科書どおりにデザインされたサイトだけが、常に優等生であるとは限らない。 ちなみに、ここで見られる繰上氏の写真はどれも必見。超エネルギッシュ。これはアートのガソリンだ。 |
ミラノサローネに出展したトヨタ「Lexus」のアートコンテンツをまとめた、ギャラリーサイト。発売当初から強くて深いブランド訴求力を誇るレクサスが、今回は吉岡徳仁氏を迎えて、壮大なイメージを展開している。スゴイ。 エキシビションもさることながら、それと連動するサイトも秀逸。高級感のある間と落ち着きのあるモーションが素晴らしい。z軸を使ったナビゲーション展開も斬新。ユーザビリティが良いとは言えなくても、そのトレードオフで得られる世界観に、満足です。ふところが深いのは、良いことだ。 しかし、レクサスは苦戦している。ずっと注目しているけど、メルセデスとBMWには敵わない様子。日本のプレミアムセダンの市場には、こうしたレクサスのブランド・イメージは届かないか。高級車市場の意識が成熟するのを、待たないといけないかもしれない。何にせよ、イメージと実態が離れてきていることが、弱点になっている気はする。 |
ファッションブランド「アダム・エ・ロペ」のサイトがリニューアル。ブランドの世界観を感じる、ほどよいシンプルさとオシャレさが素敵。変にきらびやかじゃないのが吉。 背景のモーショングラフィックス「Travel Trace」は、サイトを訪れたユーザーのマウスの軌跡を元に描き出されているとのこと。見ていて飽きない。ファッションのコンセプトを、服とは別の形で視覚化するという方法は、ブランドに大きなパワーを与える。深い。 今年の春夏ファッションは、とにかくマリン。紺白のボーダーが街を席巻する頃、Webデザインにもそういう配色が見えたりするのかな。 |
ファッションモデル、チェルシー舞花のブログ。荒ぶるアバンギャルドなデザインに、してやられた。KAELA★Blogのインパクトにもやられたけど、こちらも負けてない。こういう暴れ方されると、瞬時に恋してしまう。こういうの好きです。 ビジネスでも個人でも、ブログは外部に何かを伝えるツールだから、もっとオリジナリティがあってユニークであって良いはずなんだけど、みんなテンプレートかそれに縛られたところでモヤモヤしている。みんな頑張りましょう。ハイ。 しばらく更新が止まっていましたが、これから徐々に再開していきますんで、よろしくです。短期のプロジェクトが重なると厳しいですネ…。 |
「いかレスラー」の河崎監督の最新作「コアラ課長」のサイト。企画が面白いとかよりも、これを実行するバイタリティみたいなものに敬服。最近、こういう変に大人になっていないモノに心を揺さぶられる。 このサイトから溢れ出るパワーは、昨今まかり通っている「シンプルでキレイなサイトが良いよね」感を一蹴する。良い意味での悪ノリは素晴らしい。こういうのスゴイやりたい。クライアントさんの説得に自信はないけど。 むかし映像をやっていた頃、自分の周辺でシュヴァンクマイエルがヒーローだった。すごい才能と技術をもって、すごいバカなことをする。ホント最高。同様に「Vermilion Pleasure night」の石橋さんも最高。いつか自分もそういう仕事をしてみたいと密かに思っている。 |
オルタナ界の生きる伝説「Beck」のオフィシャルサイト。フォーク、ヒップホップ、ブルース、ノイズロック、ディスコなど、ジャンル横断的でありながら、絶妙のバランス感覚で濃い魅力を放ちつづけるBeck。このサイトには、そんな彼の等身大の影を感じる。エンタテイメント精神旺盛な、子供な大人。そんなサイト。 個人的な話。今春のリリースラッシュは、「Guero」を聴きながら乗り越えた。その時の感覚なんかを思い出して、ちょっと熱くなった。Beckはアンセムが多い。そんなわけで、元気出るサイトです。 制作は、ロンドンの奇才Hi-Res!。 |
サスペンスホラー映画「SAW」のオフィシャルサイト。The One Show 2005でゴールド受賞してたので、改めて見たけど、やっぱりキテる。意味わかんないけどクリックしちゃうし、理解できないんだけど怖い。不確定要素が多いということは、面白いということと同義かもしれないと思わされる。 制作はロンドンの奇才、Hi-ReS!。 |