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グリコ乳業の定番商品「プッチンプリン」のスペシャルサイト。ダイエット中の閲覧注意。プッチンプリンが食べたくなります。 プッチンプリンと言えば、やっぱりプッチンしてぷるるんするところが良いのだけど、その魅力を存分に堪能できるサイト。特にシーン切り替えのアイデアは秀逸。映像の取込み方として、参考になりそう。その他、細かいモーションやサウンドに至るまで、ぬかりない。素敵です。 「おしえてプッチン」は必見。マンガということもあって脚色あるのだろうけど、こうしてプッチンプリンの背景を見せるのは、良いブランディングだと感じた。今日はプッチンプリンを買って帰ろう。 |
吉祥寺のデザイン会社「12desing」のサイト。やはり可変レイアウトが気持ち良い。個人的な嗜好だと思うのだけれども、onResizeによる反応が、一番「わー」ってなる。 しかし何と言っても特徴的なのが、パズル。実績紹介をパズルにしてしまうというのは、かなり斬新。パズルを完成させないとポートフォリオを見ることができないという…。すごく良い。 こうした「すぐには見せない」発想は面白い。このサイトの場合ノーマルモードがあるからパズルが解けなくても実績が見られるわけだけど、代替手段が無い形でやっても良いと思う。もちろんその奥にあるコンテンツが求められるものじゃないといけないけど。 サイトは広告と違って自発的に見に来るものだから、それなりの価値さえあれば、パズルは解かれるでしょう。広がりのありそうな、発想のヒントということでメモ。 |
日本マクドナルドによる超重量級ハンバーガー「メガマック」のためのスペシャルサイト。狙いすぎの感はあるけど、大企業による、こういう突き抜けたアプローチは嫌いじゃない。キャンペーンは、みんなが楽しまないとネ。 「積み重なり」をテーマとしたユーザとのコミュニケーション設計が、なかなか面白い。ハンバーガーのサイズ、ユーザーの期待値ともメガ級だと。でも、できればWebに留まらず、コメントに応じてリアルでハンバーガーを積み重ねるとかすれば、より一層グレートな話題を作ったに違いない。600段のハンバーガーとか、ありえるのかな…。 このサイトを見て、バズが騒がれ出した頃の米国の匂いみたいなものを感じた。もしCP+Bだったら、こんな時、どんな企画を繰り出したろうか。 |
KDDIの新しいネットワーク企画「EYE-PROJECT」のティザーサイト。ケータイやウェブカメラから投稿された写真や動画が、有機的にボコボコ動いて面白そうな感じ。ティザーでこれだったら、本編は一体どうなるんでしょう。楽しみです。 動画というと、固定の枠を用意して、そこで展開することを考えがち。動画はリッチだから、っていう観念で。でも、このサイトのように、動画も単なるひとつのオブジェクトとして扱うことができる。当たり前だけど、新鮮で可能性を感じてしまった。頭は柔らかくないとダメですね。 |
日清スパ王のスペシャルサイト。たったの1分で調理できるという商品の"ウリ"にかけて、1分ネタのコンテンツが盛りだくさん。予想を超えて楽しいサイトです。 ケータイで撮影した「今日の1分」を投稿することで、自分のアバターが進化していく。さらに投稿などでポイントを集めていくと、なんとSpa王1年分がもらえる可能性も。ケータイで1分というお手軽さとインセンティブ、そしてアバター効果で、リピート率は高そう。 メリットが薄かったり、各ユーザーの投稿内容が微妙だったりで、まだ爆発するかは分からないけど、消費者参加型サイトのヒントは多めです。 ちなみに、Spa王1年分のイメージ映像は、笑えます。そんなにいらないよ…。 |
大塚製薬ファイブミニのスペシャルサイト。健康を邪魔する要素を「体内怪人」に仕立て、それをファイブミニが倒すというヒーロー物。怪人一体ごとに歌が付く豪華さで、デザインのスマートさとは裏腹に、濃い印象のサイトになっている。 健康系飲料のこうしたアプローチには、好景気の背景を感じる。ちょっと前は「体の癒し」的なアプローチだったのが、ここに来てエネルギッシュな方向に向かっている。そういえば、リゲインも「24時間、闘えますか~」という歌を復活させた。表現は、時代と密接だ。 景気が上向きだから、という確証は無いけど、このサイトのように、突き抜けているというか、バカっぽい強いサイトが、今年は増えた気がする。2006年後半を占う上での、ひとつのキーになるかな。 ちなみに、ファイバー美人大学も結構おもしろかった。 |
大塚食品「おー!野菜」の商品サイト。健康的で明るいポップなイメージが楽しい。たぶん狙っていると思われる、ゆるさが良い感じ。 動画コンテンツ「野菜のままの君が好き」には、愛を感じた。ボラギノールとマイキーを足して、ヘルシーを掛けてから3で割った、その余りのような感じが絶妙。本当にどこまで狙っているのか、分からなくなってくる。面白い。 健康食品の類は、基本的に女性と子供がターゲットになりがちだけど、疲れたサラリーマンが、ダンディーに人参をかじるシーンも見たい。無茶しがちなサラリーマンにも、野菜の啓発を。 |
江崎グリコ「POsCAM」の商品サイト。とても印象的な歯型のCGを含め、アニメーションや映像など、ディテールまでよくできている。情報伝達のための視覚クォリティが、高い。 ビジュアルもさることながら、秀逸だと思ったのはドメイン。「poscam.com」ではなく、敢えて「shimicom.com」としたのがスゴイ。POsCAMというガムと、このドメインが並ぶだけで、「このガムを噛むと、何かがしみこむ」という機能性を、人々に伝えることができる。そして、「何がしみこむのか?」と思わせて、集客。コンテクストの扱いが上手です。 たとえば電車広告とのクロスメディア視点でWebを使える場合、こういうドメインの取り方も戦術となりうる。うまくすれば、街で「なんでshimicomか知ってる?」という風に、人々の脳にシミコムBUZZも作れるかもしれない。なんてね。 |
サムスンの新型HDDオーディオプレイヤー「YH-J70」のスペシャルサイト。こまごませず、大胆かつキッチリな感じが、モダンで心地良い。図解のアニメも分かりやすいし、タイポグラフィも滑らかでうっとり。 しかし、こうした製品を見るたび、逆にiPodの強さを実感する。もはやiPodはプロダクトの枠を超えて、文化に昇華された気がする。かつてファミコンがそうだったように。自分も天の邪鬼にならず、いい加減にして買おうかなーと思ったり思わなかったり。悩む。 ところで、どうして電化製品の多くは商品名が型番のままなんだろう。メカっぽくて通っぽいんだけど、話題にしづらい。この「YH-J70」も、明日には名前がうやむやになっていそう。何か狙いとかあるんだろうか。 |
世界で活躍するクリエイター陣が、ライフスタイルの「ため」になる情報を届けてくれるというWebマガジン「ハニカム」。 コンテンツの質が高く、どの記事も面白く読める。最近のWebはフルフラッシュが多くてナナメ読みしづらかったり、ブログのラフな文章ばかりが目に付いて、こういう編集されたテキストを眺める機会が少ない気がする。ネタも良質で、ちょっと時間が空いたときに目を通したくなる。良い。 クールでミニマムっぽいデザインも、ターゲット層に良い訴求力を持ちそう。Webマガジンとしては、HouyhnhnmやPingMagを超えて、一番好きかなあ。RSSフィードとかあれば良いのに。 |
TFMでウィークデイの朝に放送されている5分ほどの帯番組「HONDA SWEET MISSION」のサイト。世界各地に散らばったOL特派員が、各国のOL事情を伝えてくれるという、普通の耳に優しい番組…なのに、サイトはぶっ飛びまくりで感激。最高です。 どこを切っても話題性があるけど、やはりカギはpodcastと音声の扱い。podcastで普及してきた声ネタの表現可能性を、ありえないほど拡げている。しかもコメントも自動音声化。そして、音声追跡とかアバターとか地球の回転とか、細かい動きまで目が離せない。ホントに楽しい。 podcastまわりの熱上昇がいよいよ本格化してきた中、これは後続に多大な影響を及ぼしそう。そして2006年は、これの映像版がやってくると。この流れには、是非付いていかないと。 制作は、thaさんだそうで、なるほど納得。畏敬します。 |
メディアや情報生活の未来を創出しようという意欲的プロジェクトが、codeNEO。国内初の0円DVDの創刊、さらにその準備号のamazon購入者への配布と、ここのところ話題づくりに余念がない。そして今度はバイラル。成り行きに要注目。 個人的見解だけど、バイラルマーケティングは、まだ「できたら良いのに」って戦術で、確立された戦法に成っていないと思う。CP&Bのメソッドを見ても、「ああ、そうか」とはならない難しさがある。クチコミ力強化のためのインセンティブの使い方からして、難しい。なので、codeNEOにはケーススタディとして大きな期待を抱いている。バイラルに効くwebサイトの芯とは何か? とりあえず、codeNEOのクチコミキャンペーン極秘映像は、広告会議さんからどうぞ。(これぞバイラル) |
ジョージアの新キャンペーン「We are GEORGIAN!」のサイト。商品の営業色はとても薄く、代わりに価値観が前面に出ている。CMと合わせてブランド構築に徹するWebというのは、もう標準らしい。 それにしても、昨今の缶コーヒー市場の戦いは熾烈で、動きが激しい。少し前まで、製法といった機能便益で押すところが強かった気がするけど、今はこのジョージアのように情緒とか自己表現とか、そっち系。消費者が缶コーヒーに求めているのは、微妙な味の差とかじゃないってことか。 モーニングショットで朝市場を開拓したWONDAのようなシチュエーション押しと、このジョージアのような価値観押しと、さて次は何が来るか。缶コーヒー軍団には、スタバに負けずに頑張ってほしい。 |
NECの高性能サーバシリーズ「Express5800」を、漫才を通して紹介しようという意欲的なサイト。サーバの機能という難解なテーマを漫才で攻める、その発想に感服。スゴイ。 決して笑わせられはしない。伝わり方も微妙かもしれない。でも、それは不問。だって、そこにサーバがあるから。IBMやHPもTVCMで頑張っているけど、地味なインフラ周辺が、こうやって表に出ていくと嬉しい、個人的に。やっぱブレードサーバは良いなあ、と。 欲を言えば、本物の芸人さんがフィーチャーされていたら、笑い的にも話題的にも良かったかも。アンタッチャブルさんとか。 |
SEGAのニンテンドーDS用ゲーム「赤ちゃんはどこからくるの?」のサイト。「きみのためなら死ねる」の続編というかシリーズ第2弾で、音楽もビジュアルも相変わらずのユニークなノリ。最高です。 多様なハードに対して年間何千本というソフトが供給される一方、縮小傾向にあるゲーム市場。それだけに話題性あるコンセプトやネーミングというのが必要不可欠なのかも。これもまた、良い感じでbuzzを生んでいる模様。スゴイ。 例によって色々とクリックできるのが、にくい。にんまり。 |
リクルートメディアコミュニケーションズの新卒採用コンテンツ「コラ+ボレ」。前回「Houyhnhnm」を紹介したけど、Webマガジンという形態ならば、コチラも外せないということでエントリー。(ちょっと古いですが) 企業と学生がコミュニケートしてWebマガジンを作成する。すごい良質の企画。学生は企業研究だけでなくクリエイティブの面白さも体感できるし、企業にとっても仕事を理解してもらい、志望度の高いファンを生み出せる。コラボすることで、双方が別次元のメリットを得られるのは本当に素晴らしい。 デザインや色使いなども、学生ウケ狙って良い感じ。企業の採用サイトは、軽さと重さのバランスが難しいけれども、業種が合えばここまで突き抜けた方が正解かもしれない。 制作は「gravytrain」。「Tokyo Intaractive Ad Awards」で入賞したみたいです。素晴らしい。 |
大塚製薬ポカリスエットの「SKY MESSAGE」キャンペーンブログサイト。空に文字を描くという壮大なアート性もさることながら、洗練されたキャンペーン企画の素晴らしさに昏倒しそう。 企業ブログのイベント告知に対し、ユーザがそのレポートをブログに書いてトラックバックする。かなり深いコミュニケーションが形になっている上、話題性がある分バイラルマーケティング効果も高いと見た。ブログを使ったマーケティングのひとつの成功例になるんじゃないだろうか。いやはや、勉強になります。 |
米フォード「Fusion」のスペシャルサイト。複数の写真をダイナミックに融合(Fusion)して、ひとつの画像を作ることができる。偶然の妙で面白いもんができたりするので、意外とハマる。この表現、色々アレンジされて流行りそうな気がするなあ。 作成した画像をギャラリーに投稿できたり、友達にメールできたりと、今さら当然のバイラルマーケティング手法も、こういう形でフォードにやられるとリアル。しかし「友達へ送る」機能って、どれだけ使われてるんだろうか。結構ギモン。 ところで、このサイトで遊びながら、ふと「Webサイトのタイアップ曲って聞かないなあ」と思った。そろそろ、そういった手段も活きる気がするけど。 |
アディダスのサッカー日本代表応援キャンペーンサイト。以前、六本木ヒルズを訪ねた際、Tシャツの壁画が気になって、それから忘れていたのだけど、コレだった。新しいメディアミックスの形を提示したこの企画、スゲー面白い。 Webと"リアル"の連動型コンテンツは今までにもあったけど、Webからデスクトップに飛び出しての連動は新鮮。何万のサポーターのPCと壁画の連動、大きな力を感じる。自分の声に、きちんとした、しかも感動的なコミュニケーションでもって返されると、嬉しいよなあ。熱い気持ちにさせられる。 このサイトしかり、日産デスクトップツールしかり、デスクトップツールを活用したコミュニケーションは、今後広がっていきそうな予感。プラスアルファでどこまで差別化できるかが鍵ですな。 |
銀河高原ビールのオフィシャルサイト。アダルティーなんだけど、ポップで、ロマンチック。青空→ビール→夜空って物語が、商品への期待を高めてくれる。そして、予期せず続く高原のストーリーに、にんまり。商品ブランドを体感できる良いサイトだと思う。 で、細かいところの作り込みがスゴイなあ、と。流れ星とかもワクワクするけど、やっぱり人のディテールへのこだわりにため息が出る。しんどそう。 制作はトップノット。 |
「Wired Cafe」を経営する「Cafe Company」の企業サイト。斜め具合がツボ。それから、色のバランスとかロゴを含めたイラストなんかが、良い感じ。スプラッシュムービーもモダンレトロな雰囲気がマル。ちょっと雑な感じがマッチしてる。 |
ナイキの「ブカツキャンペーン」サイト。泥くさくて汗くさくて楽しい、そんな部活っぽさがあふれ出る涙もんのサイトに仕上がっています。砂っぽい質感とか部員の細かい動きとか、本当にディテールまで凝っていて飽きない。「どこまで行けるか。」ってコピーも、熱くてよろしい。 今どきの中高生はどんなサイトを見てるんだろうとか思ってたけど、これはひとつの答えでしょう。「ブカツブログ」とかコンテンツ的にも良質だし。面白いッス。 しかし、カツ君がおもろすぎる…!全体的に作り込んでいる分、なおさら。 |