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グリコ乳業の定番商品「プッチンプリン」のスペシャルサイト。ダイエット中の閲覧注意。プッチンプリンが食べたくなります。 プッチンプリンと言えば、やっぱりプッチンしてぷるるんするところが良いのだけど、その魅力を存分に堪能できるサイト。特にシーン切り替えのアイデアは秀逸。映像の取込み方として、参考になりそう。その他、細かいモーションやサウンドに至るまで、ぬかりない。素敵です。 「おしえてプッチン」は必見。マンガということもあって脚色あるのだろうけど、こうしてプッチンプリンの背景を見せるのは、良いブランディングだと感じた。今日はプッチンプリンを買って帰ろう。 |
三井住友フィナンシャルグループのスペシャルコンテンツ。コーポレートカラーを使った幾何学模様のパターンがおもしろい。堅実な企業体からすれば冒険的アプローチにも思える。より顧客へ近付こうとする努力の現われだろうか。 「先進性」「スピード」「提案・解決力」という3つの力で、新しい価値をつくる。幾何学模様のパターンは、SMFGのこのコンセプトに対し、各要素を抽象シンボル化したものらしい。これを使った「グリーンハーモニー」なる体感コンテンツが用意されているが、どうしたものか。遊びとしては楽しめるのだけど、抽象化されすぎていてコンセプトとつながらない。SMFGという企業体と顧客の関係を考えるなら、もっとロジカルに伝えるコンテンツでも良かったのではないかとも思う。 全然関係ないのだけど、「三井住友」は英語表記になると「Sumitomo Mitsui」で逆になるんですね。初めて知った。なんか、こう、色々あったんでしょうねえ。 |
都内でSPなどのマーケティングビジネスを行っているスタジオファンのコーポレートサイト。さすがに「トータルプランニング」と謳っているだけあって、トータルにポイント高いです。 映像やイメージが、うるさすぎず整っていて好感を持てる。作っているというより、素材が良いからありのまま出している、そんな自然体なところが好き。ビーコンもそうだけど、こういうオシャレなオフィスで働いたら生産性も上がりそう。 このサイトの場合、企業の顔としての営業マン的な役割よりは、採用とかブランディングとかそっち方面での効果が高そう。BtoB企業の場合、こうしたアプローチの方が有効であるケースもあるでしょう。そんなときの参考に。 |
トイレ・バス・キッチン製品でおなじみ「TOTO」の企業サイト。そのシンプルでスタンダードな構成が、企業の顔としての誠実さを醸成している。しかし、ちょっとしたFlashの遊びが温かみをプラスしているから、決して堅くも寒くもない。好感度、高いです。 グローバルサイトを含め、徹底して水の表現を取り入れているのが面白い。TOTOは水まわり製品メーカーである。常に水と共に歩んできた企業にとって、ベタなのかもしれないけれど、十分なブランドアイデンティティを示すものになっていると思う。なんていっても気持ちがいいし。 各ページ共通になるナビゲーションにFlashらしい動きをされると使いにくいと思っているので、ユーザビリティ的には「ちょっと…」と思ったけれども、こういう気持ち良さを備えていてもらえれば、相殺になるのかな。 |
東京のデザイン会社「イノセント」のコーポレートサイト。企業情報を最小限に絞り、実績紹介をメインにするというスタンス。ポートフォリオサイトと言った方が正しいのかもしれない。 実績が時系列に並んだ、フィッシュボーンチャート(特性要因図)のようなインタフェースが秀逸。最低限のオブジェクトに最大限の意味を持たせるやり方は、情報デザインとして見習いたいものがある。年間を示すグラデーションは、グッドアイデアだと思った。 インタフェースだけで、アクセスされる情報量は変わる。デザイナーに求める資質というのは、意匠以上にこういった設計のセンスなのではないかと思わされる。 |
科学技術振興機構が運営するJSTバーチャル科学館の教育コンテンツ。インタラクティブに日本列島を理解しようというコンセプトどおり、自分で触る(クリック)できる分、楽しんで学べる。 「Flashの正しい使い方だ~」なんて言うつもりはないけど、言葉だけでは説明できないし、静止図の並んだ資料集だけでもイマイチ興味が持てない、そんな事象に目を向けさせ、理解してもらうために、Flashを使うのは良いことだなーと思った次第。まあ、この考え方自体は、みんながマルチメディアだーって言ってた頃からある流れだけれども。 子供が見ることをキチンと想定しているんですよね。ところどころに本当に飽きさせない仕組みがあって、感心します。それでいて大人も楽しめる本格派。ステキです。 |
吉祥寺のデザイン会社「12desing」のサイト。やはり可変レイアウトが気持ち良い。個人的な嗜好だと思うのだけれども、onResizeによる反応が、一番「わー」ってなる。 しかし何と言っても特徴的なのが、パズル。実績紹介をパズルにしてしまうというのは、かなり斬新。パズルを完成させないとポートフォリオを見ることができないという…。すごく良い。 こうした「すぐには見せない」発想は面白い。このサイトの場合ノーマルモードがあるからパズルが解けなくても実績が見られるわけだけど、代替手段が無い形でやっても良いと思う。もちろんその奥にあるコンテンツが求められるものじゃないといけないけど。 サイトは広告と違って自発的に見に来るものだから、それなりの価値さえあれば、パズルは解かれるでしょう。広がりのありそうな、発想のヒントということでメモ。 |
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ジョンソン&ジョンソン「ワンデーアキュビュー デファイン」の商品プロモーションサイト。とても丁寧に作り込んであって、使いやすくて分かりやすい。完成度が高いです。 すごく派手な演出はないけれども、どの細部を見てもこだわりを感じる。特に体験シミュレータの使い勝手やUIは必見。操作内容は複雑だけれども、直感的に使えるのでストレスにならない。決して斬新ではなく基本を押さえているのだろうけど、すごく勉強になりました。ホントよくできてる。 もうひとつ特筆すべきところは、HTML版とFLASH版で、ほぼ同一の操作性とデザインを実現しているところ。レベル高い。なんか、ため息が出ちゃうなあ。 |
東芝の企業ブランディングサイト。東芝の持つ幅広い革新技術・製品・ソリューション活動、そしてその歴史を、1時間という切り口で表現。らせん状のナビゲーションインタフェースが印象的。 「一時間で東芝はこういうことをしています。あなたにとっての一時間は?」という問いかけが心に響く、というか胸に痛む。一時間くらいならドトールで雑談して終わりです。結局、一般の個人が一時間でできることには限りがあるわけで、それと東芝のものを比較させて、「偉大なり東芝」と思わせるマジックが巧妙。うまいなあ。 企画の巧さもさることながら、やっぱりサイトの細かい作りこみも見逃せない。ところどころに潜む実験的なインタフェースが面白いです。シーン5が好き。 |
花王による高級ヘアケアの新ブランド「セグレタ」のブランドサイト。紫の諧調が美しい。何よりこの手のモノで紫というのは初めて見たので、かなり新鮮な印象。 資生堂のTSUBAKIを筆頭に盛り上がった高級シャンプー戦争。花王にはアジエンスがあったけれども、ここにきてその上位ブランドとなる「セグレタ」の投入。ターゲットが30~40代女性で、価格も高め。なるほど、この紫である。黒×ゴールドなどといった安易な高級志向イメージから差別化しているところに、ハッとさせられる。(でも、アナスイの紫ともちょっと違うところがポイント) 30~40代女性のエイジングに関するマーケットは熾烈ながら、非常に面白いところ。目の肥えた彼女たちが、グッとくるクリエイティブって何だろう。興味をもって見ていきたい。 |