[日誌] 2005-05-24

夜、どうにも納得いかないことがあった。

「これはさすがに怒らねば!」と、興奮とイライラを抱えたまま帰宅。そのままの勢いで、相方に「怒るときって、どうやって怒る?」と聞いてみた。すると、意外な答え。「怒らないよ」と。

怒らないし叱らない。その人の話をちゃんと聞いて、ダメなところは笑顔で脅迫するらしい。笑顔で「足腐りますよ!」って言われたら、んまあ、反省するわな。つーか、怒られるよりも恐ろしい。

さすが経験豊富な人生の先輩。懐が深いってか、人間としてスケールでけえ。そして、自分がどんだけゲスか思い知らされた感じ。一緒にいることで、自分になかった視点を培っていける。共同生活、やっぱしサイコーっすね。

Audioslave 「Out Of Exile」

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Audioslave の新譜「Out Of Exile」が、恐ろしくカッコイイ。これは、レッチリの「By The Way」に比肩するようなモンスターアルバムだと思う。

レイジ側の音の厚さもカッコイイんだけど、やっぱクリス・コーネルでしょう。その強くて情緒あふれる歌は、筆舌に尽くしがたい。というわけで、サイトへ急げ!(開くとすぐに新譜が流れてくるので注意)

GoogleでFlashを検索

Googleでイメージ検索ができたりするのは、超メジャーな話。実はFlashも検索できるのね。

tokyo filetype:swf

検索ワードに続けて "filetype:swf" とすると、わんさかFlashが出てくる。イメージ検索と並列で扱うには、ちょっと難しいけど、良いじゃないですか。面白い。というか、前から言われていたけど、FlashでもそれなりにSEOはいけるんじゃないの。へえ。

妹尾武 「蒼茫」

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妹尾武 「蒼茫」

昨年とあるカフェで聞こえて、すごく耳に優しいピアノだなーと思ったのが、この妹尾武さん。最近歳を重ねて少し大人になったので、満を持して購入。いや、真剣に聴いたけど、これ、スゴイわ。なめらかクリーミィなプリンが舌先をスルスルっと流れていくがごとく、ピアノの旋律が鼓膜へとなだれていく。や、優しすぎる!

土曜日の夕方、海辺でコーヒーを淹れながら、これを聴いたら、きっと泣ける。そんな名盤ですよ。J-POPでもクラシックでもなく、ニューエイジとかイージーリスニングのコーナーに置いてあります。我は大人だという方、ぜひ。

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テオ・アンゲロプロス 「エレニの旅」

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テオ・アンゲロプロス 「エレニの旅」

巨匠テオ・アンゲロプロス監督の最新作。ロング・ショットでロング・テイクで幻想的な映像美は健在。どのシーンを切り取ってもポストカードにして部屋に飾りたい、そんな美しさ。こんな映画を撮れるのはアンゲロプロスしかいない。そして、エレニ・カラインドルーの音楽もやっぱり素敵。

ストーリーは例によって難しく、ギリシャの現代史をかじってないと深い部分が分からなかったり。それでいて3時間となると一般ウケしないんだろうけど、シアターは耽美派で満席。やっぱアンゲロプロスの世界観は、そうして支持されるべきだよなーとか、うんうん頷いてしまった。

もしこれから「エレニの旅」を観ようとする人がいるなら、アンゲロプロスの過去の作品をもう一度観てから行った方が良いかも。なんつーか、いきなり観ても頭が付いていかんと思うので。

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[日誌] 2005-05-15

丸一日オフ。このチャンスを逃すまいと、相方を連れ立って有楽町~銀座へと繰り出す。飯食って映画観て買物して帰宅。書いてみると、やたら典型的なデート・スケジュールで恥ずかしいな。お前は健全な高校生か。

しかし銀座もまた独特な街。右を見てもセレブ、左を見てもセレブ、9回裏ツーアウト2塁3塁で一打逆転のチャンスに代打セレブ。もうね、貧乏人視点からすると街全体がセレブレーションですよ。ランチ5000円~ってなんだ。いま財布に3000円しか入ってませんから!

というわけで、田舎モンの東京攻略魂に火が付きました。次なる攻略ポイントは銀座だ。貧乏人だって美味しいもん食べて遊べる素敵すぎるスポットを発掘してやります。500円くらいで美味しいフォアグラ食べてえ。ううう。