iモード2.0に見るドコモ様の不敵な態度

cookie や javascript に対応したことで話題の iモードブラウザ2.0 ですが、一方で搭載機種が次々に発売停止や発売延期になっているようです。

「docomo PRIME series N-06A」の一時販売停止及び「docomo STYLE series N-08A」の販売延期のお知らせ
「docomo PRIME series P-07A」の一時販売停止のお知らせ

伝え聞いたところでは、月末発売予定だった SH-06A と F-09A も販売延期になる模様。

発売日に販売停止という異例の事態が、さらにここまで拡大してくると、「あいかわらずN社のデスマ品質はハンパねぇなあー」とか、笑えなくなってくる。SH あたりが本当に販売延期となると、いよいよドコモ側の仕様の問題という見方が強まるんじゃないでしょうか。いずれの機種でも、同じ脆弱性が見つかっていると聞きますし。

そもそもこの問題自体、発売後にコンテンツプロバイダーからの脆弱性の指摘を受けて発覚したもの。(実際、ユーザーからの問い合わせなどは今のところなし)にもかかわらず、ドコモからコンテンツプロバイダー側に一切の説明はなし。いくつかの公式サイトに聞いたところでは、詳細情報は下りてきていないそう。

ドコモ様の不敵っぷりは、相変わらずです。

正直これだけのバージョンアップなので、今回問題となっている脆弱性だけで終わるとは思えず、今後ひきつづき見つかっていくでしょう。そこを共に乗り越えていくべきコンテンツ・プロバイダーとの距離感は、iモード2.0 普及の必要条件だと思うんですが。

機能的には可能性があると思っている iモード2.0 なので、ぜひキャリアとコンテンツプロバイダーが連携しながら、迅速な普及を行っていって欲しいですね。

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