Strutsで独自のModuleConfigFactoryを利用する方法

struts-config.xml で定義した内容を動的に変更したくなって、ActionConfig を改造する方法を考えていたんだけど、大元の ModuleConfigFactory を切り替えて、独自の ModuleConfig を生成する Factory クラスを用意すれば良いことが分かった。なるほどー、よくできてるなー。

web.xml で configFactory パラメータに、独自の ModuleConfigFactory のクラスを指定してあげればOK。

  <servlet>
    <servlet-name>action</servlet-name>
    <servlet-class>org.apache.struts.action.ActionServlet</servlet-class>
    <init-param>
      <param-name>config</param-name>
      <param-value>/WEB-INF/struts-config.xml</param-value>
    </init-param>
    <init-param>
      <param-name>configFactory</param-name>
      <param-value>com.deftrash.OriginalModuleConfigFactory</param-value>      
    </init-param>
    <init-param>
      <param-name>debug</param-name>
      <param-value>2</param-value>
    </init-param>
    <init-param>
      <param-name>detail</param-name>
      <param-value>2</param-value>
    </init-param>
    <load-on-startup>1</load-on-startup>
  </servlet>

いろいろ調べてようやく分かったんだけど、よくよく考えてみると SAStruts の仕組みを見れば一発で分かったんだよなあ。ううう。

そして、もともとはフォワード先のパスを変えたいだけだったので、それなら Filter で ActionConfig を見てごにょごにょやった方がシンプルだったかも。この方法は、少し大げさな感じもする。こういう手段があるのが分かっただけで、前進ですが。

ActionServlet クラスのソースを見ると、他にも細かな制御ができるようになっているのが分かる。このあたりを押さえておくと、プロジェクトに応じて Struts をより柔軟にコントロールできる。知らないって、スゴイ損ですねえ。ふぅ。

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