1台のサーバで複数ドメインの SSL 対応をやることになって、サーバ(というかNIC)に複数のIPアドレスを割り当てることになった。名前ベースの VirtualHost だと SSL 対応できないからね。VirtualHost で複数 SSL 運用するのであれば、IPベースしかないわけです。
こういう場合は、IPエイリアスを使うのが定石。
# ifconfig eth1:0 xxx.xxx.xxx.11 netmask 255.255.255.240 # ifconfig eth1:1 xxx.xxx.xxx.12 netmask 255.255.255.240
こんな感じで、NIC(ここではeth1)に複数IPアドレスを割り当てていけば OK なんだけど、このままだと、再起動時に設定が無効になっちゃう。仕方なく network の起動スクリプトに、同じコマンドを記述して起動していたんだけど、Redhat なら静的ファイルで管理できるみたい。
# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 DEVICE=eth1 BOOTPROTO=static BROADCAST=xxx.xxx.xxx.15 HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx IPADDR=xxx.xxx.xxx.10 NETMASK=255.255.255.240 NETWORK=xxx.xxx.xxx.1 ONBOOT=yes TYPE=Ethernet
という NIC に対して、次のようにエイリアスファイルを作っていけば OK みたい。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1:0 DEVICE=eth1:0 BOOTPROTO=static BROADCAST=xxx.xxx.xxx.15 HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx IPADDR=xxx.xxx.xxx.11 NETMASK=255.255.255.240 NETWORK=xxx.xxx.xxx.1 ONBOOT=yes TYPE=Ethernet
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1:1 DEVICE=eth1:1 BOOTPROTO=static BROADCAST=xxx.xxx.xxx.15 HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx IPADDR=xxx.xxx.xxx.12 NETMASK=255.255.255.240 NETWORK=xxx.xxx.xxx.1 ONBOOT=yes TYPE=Ethernet
これまで1枚の NIC に対して 1つのファイルなんだと思っていたので、エイリアスの場合どうするのかなーなんて思っていたんですが、IPエイリアスごとにファイルを用意して管理できるんですねー。これは良いこと知りました。ありがとうございます。
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