とりあえずJMeterでも使ってみるか

世間は連休ということで、しばし通常業務のことは忘れて、かねてよりマスト事項だったアプリケーションの負荷試験でもやってみようかと。とりあえず、定番のJMeterを使ってみた。

JMeterについては、事前知識はほぼゼロ。「リクエストを手軽にたくさん発行できるんでしょ?」くらいのイメージだったんだけど、これがスゴイ高機能で驚いた。

  • HTTP、FTP、LDAPをはじめ、Webサービスなど多様なリクエストを測定可能
  • アサーションによるテスト結果の評価ができる
  • 分析結果は表やツリー、グラフなど様々な形態でビジュアル化
  • レスポンスをファイルに出力できる
  • テストの実行順序や実行回数の制御が可能
  • リクエストの実行間隔を制御するタイマ機能を実装している
  • リクエスト間でのパラメータの引継ぎが可能(セッションIDとか)
  • 分散クライアントによる試験が実施できる
  • HTTPプロキシ機能でテストプランの自動生成が可能
  • ユーザー定義変数を使用したパラメータの細かい制御ができる

UIの評判が悪いようだけど、思ったより直感的に操作できた。リスナーやタイマ、処理などをツリー管理するインタフェースは、オブジェクト指向的だなあ、と思った。慣れれば問題なさそう。

ただ、ちょっと触ってみた感想としては、機能がたくさんありすぎて分からない、ということ。「ユーザーパラメータ」と「HTTPユーザーパラメータ」の違いとか、よく分からない。使いこなすためには、マニュアルの精読が必須かなあ。うむむ。

まずは一度、ちゃんとシナリオを作って、一通りをやってみるのが勉強になりそう。

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