複数構成のアプリケーションサーバーでサービスを運用する場合、ソースは一元管理にすると、保守がラクチンになる。そこで使うのが、NFS。
が、しかし。
NFSの設定なんて年に一度もしないので、いつも方法を忘れて、あーだこーだと時間を無為にしている気がする。なんだかなあ。ということで、以下、簡易手順メモ。
■サーバー側の設定
和やかなムードのなか、まずは /etc/exports に公開ディレクトリを設定する。
# 読み取り専用で公開する場合 /share/doc 192.168.0.* (ro) # 読み書きOKで公開する場合 # /share/doc 192.168.0.* (rw)
続いて /etc/hosts.allow と /etc/hosts.deny に権限を設定する。
(hosts.allowの設定) ALL : 192.168.10.0/255.255.255.0
(host.denyの設定) ALL : ALL
締めに /etc/exports の設定を反映し、nfsd を再起動する。
# exportfs -a # /etc/rc.d/init.d/nfs restart
■クライアント側の設定
マウントポイントを作成する。
# mkdir -p /share/nfsdoc
意気揚々とマウントする。
# mount -t nfs 192.168.0.23:/share/doc /share/nfsdoc
以上でディレクトリの共有化ができるはず。お疲れさまでした。
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