またぞろ開発プロジェクトがスタート。過去のプロジェクトを引き継いでの開発なので、とりあえずCVSリポジトリにブランチを作るところから。
これまでCVSの操作は、linux にログインしてダイレクトに行っていた。でも、今回は実験もかねて、Eclipse からやってみようかと。ホントに Eclipse は、何でもできる。便利すぎて怖い。まんじゅう怖い。お茶も怖い。
なお、「CVSって何ですか?」とか「ブランチって何?」という人は、こちらのページが異様に詳しいので、のぞいて圧倒されてみると良いと思います。
以下、Eclipse によるブランチタグ生成のメモ。
前提として、これからブランチタグを付けるプロジェクトが、すでにリポジトリからチェックアウトされている必要がある。新規プロジェクト作成でゴニョゴニョやるとできるので、説明は割愛。
ブランチを作成する際の基本として、はじめに現時点でのリビジョンタグを付ける。このステップが意外と重要で、ブランチはこのタグで作成することになる。もしここでタグ付けしていないと、後にブランチとの差分を取る際、日付指定しなければいけなくなってしまう。(普通はタグを指定して差分を見る!)
ということで、まずは Eclipse にてタグを付けるところから。対象のプロジェクトのルートを選択した状態で、右クリック→[チーム]→[バージョンとしてタグ付け] を選択。下図のように、それらしいタグ名を付けて、完了。
このとき、対象プロジェクトにCVSで管理していないソースが含まれたりしていると、エラーになってしまう。うちでは、「.setting」以下のファイルが邪魔をしてくれたので、抹殺して再挑戦したら大丈夫だった。
続いて、ブランチの作成。対象のプロジェクトのルートを選択した状態で、今度は、右クリック→[チーム]→[ブランチ] を選択。分かりやすいブランチ名とバージョン名を付けて、完了。スゴイ簡単。
ブランチを作成すると、対象のプロジェクトが今つくったブランチのものになる。もしトランク(枝に対する幹)のプロジェクトに戻したい場合は、右クリック→[チーム]→[別のブランチまたはバージョンに切り替え] を選択。普通は HEAD を選べば、元に戻るはず。
時間にして、たったの3分。簡単にサクサクできて、その後も別のチェックアウト・プロジェクトを作成する事なく、すぐにプロジェクトの開発を継続できたのは、かなり良かった。eclipse の驚異的な利便性に、思わず声が出た。感じた。
ちなみに、Subversion(SVN) の場合は、ブランチとリビジョンタグに区別がないようなので、上記のような手順を踏む必要がないっぽい。両方とも、同じコピー動作をするみたい。へえ。
以上、おつかれさまでした。