@ITで連載されている「Webアプリケーションのユーザーインターフェイス」のシリーズが、すごくタメになる。Web系のデベロッパーやデザイナーは、ぜひ一読したい内容。
第1回 ユーザーにとって “インターフェイス”が製品そのもの
第2回 ユーザーが選びやすいフォームのカタチを考えよう
第3回 UCD=利用者中心設計のプロセスとは?
第4回 お金を下ろせないATMの画面デザインを考える
第5回 入力情報を預かる責任を果たせる画面デザインとは?
第6回 「戻る」で入力データが消えてしまうフォームはいらない
この連載の筆者も訴えているとおり、デザインは製品開発の上流工程から積極的に考えていかなければいけないと思う。車や家電などの商品開発では、企画段階からデザイナーが参加することが、いまや欠かせない感じにもなっている。Webアプリケーションも例外じゃないはず。ところが実際は、システムオタクのSEが、システムの都合ばっかり考えて設計しているケースが多かったり…。
実現性やコストという課題は大切。でも、誰のために、何のために開発するかを考えると、それだけじゃ足りないのは明白。ユーザにとって価値あるものでなければ、売れない。売れないもののコストを計算しても意味はない。
「納期までに動くものさえできればOK!」
そのひとつ上の製品開発のために、売れる製品開発のために、もう一度ユーザーインタフェイスの側面からシステムを見直してみる必要があると思う。と、自社内で声を大にして言えない、飼い犬以下の自分がキライです。ううう。
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