Adobe Type Library の日本でのサービス開始という嬉しげなイベント以来、またフォント熱が再燃。で、色々物色しているうちに、自分のお気に入りなフォントの傾向が、ちょっと変わったなあと気付いた。
3年ほど前は、とにかく Frutiger 一辺倒だったのが、最近は Helvetica に落ち着きつつある。一方日本語フォントだと、モリサワ万歳だったのが、「フォントワークスったら素敵!」という傾向に。かつて本文の定番だったヒラギノは、角ゴの「い」が納得いかないとか思い始めた。
時代の流れとか気分の問題もあるだろうけど、やっぱり媒体の影響か。紙から映像、そしてWebという環境の変化が原因かと。ぶっちゃけ、映像とかWebは文字に関してはゆるいし、文字に対して求められる機能性も変わるし。そうなれば、必然的にフォントは淘汰され、好きなものも変わってくる。
OCR系のフォントを使える日が来るなんて、あの頃は思いもしなかった。やっぱフォントは面白い。
実のところ、モリサワは今でも恋しくなるときがある。モリサワ中心の制作環境を与えてくれた某スタジオを去って以来、コスト的に見合わないので導入していないだけ。こんなこと書いていたら、基本書体くらい買っても良いかな、と思い始めてしまった…。
それから、昨年から注目している「AXISフォント」も購入を迷っている。ニュートラルで使い勝手がありそうだけど、果たして。入手したらコレばっかり使いそうな自分がいそうで、それも逡巡の要因。ううう。
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- dT at 2005年8月26日 22:49
著作者にメールすんのが確実じゃないかなあ。
まあ、商用利用じゃなければ、たぶん問題ないと思うけど、商用利用でも問題ない気もする。まあ、フォントの著作権は難しい話が多いよね。映像で使用する場合は許諾が必要なフォントとか、面倒くさいことこの上なかったりする。
http://users.pandora.be/fontation/index.html
ここで格好良いフォントを発見したんですが、バンドのCDやらに使用するのは問題になるのですか??
フォントの著作権は良く分らないのだー。