佃島を撮る

佃島の路地裏

カメラ片手に、昭和の町並みが残る佃島へ。路地裏に入ってパシャリ。軒を連ねる年季の入った木造家屋が素敵。自分も幼い頃は、こういう環境で遊んでいたっけなあ。懐かしや。

佃島から月島を経由して、晴海へ。晴海埠頭はレインボーブリッジとお台場、そして東京タワーを臨む、絶好の夜景スポット。故に、早朝は誰もいない。さらに曇天のため、景色も微妙…。涙という名の青春の汗でファインダーを曇らせながら、シャッターを切りまくる男がひとり。はあ。

午前中に撮影は打ち止め。100枚ちょっと撮ったけど、単焦点広角レンズでは、面白い構図を狙った方が、良い画になる気がした。遠景とか建築のパースを活かす場合は、望遠系のが良い感じかな。模索は続く。

AF Nikkor 35mm F2D

35mmdemo.jpg

発作的に単焦点レンズが欲しくなり、AF Nikkor 35mm F2Dを購入。50mmのもっと明るいレンズも良かったけど、寄れることのアドバンテージでこっちを選択。それでも十分に明るいし、ぼけはキレイ目だし、満足。

しかし、しばらくまともに写真を撮っていなかったせいか、それか久しぶりの単焦点レンズのせいか、マニュアルだと上手くピント合わない。寄りまくるには、慣れが必要そう。明日は素材写真を求めて、このレンズと共に佃島へ。実践あるのみ、ですよ。

このレンズは、D70に付けた場合、35mm換算で52.5mmになる。やっぱり単焦点だと50mmぐらいがちょうど良いでしょう。そういえば、2年前にイジり倒したFed5も50mmだったっけ。明日はFed5も連れていってみようかな。

フォント沼

一眼を手にした人がハマると言われるレンズ沼。それと同じような概念として、DTP関係者およびデザイナーがハマるであろうフォント沼を提唱したい。したいというか、自分は既にハマって抜けれませぬ。

いまやデザインスタジオとか出版系だと、大方のフォントが何千何百とそろっているもんですが、個人で同じ環境を作ろうとするとコスト的に厳しいもんがある。しかし、ひとたびフォントに魅了されるや、自宅の印刷物でも「リュウミン使いたい」、「ロダン使いたい」という欲求にまみれ、気付くと手にしていたりする。それで作成するのは町内会のビラ。そんな自分が嫌いです。ううう。

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document.onload なんてありません

ちょっと切ない JavaScript の話。

onload で複数の処理を行うために、Observer パターンを使おうと思ったわけです。ファサードになるファンクションを設けるのも良いけど、融通が利きにくいし。

というわけで、document にリスナーオブジェクトを登録&実行したんだけど、これがピクリとも動かない。原因は、document.onload が存在しないこと。何故。じゃあ、body タグに書く onload は何に対応するんだ。色々イジった結果、自作の処理とバインドできる onload は、window オブジェクトのそれだけの模様。

document.writeln(document.onload); // 結果は undefined
document.writeln(window.onload); //結果は null (バインド可能)

ちなみに、一番上のスコープで this と書くと、window を指すみたい。ということで、

this.addEventListner("doSomething", lintener1);
this.addEventListner("doSomething", lintener2);
this.onload = this.dispatchEvent(
                  {type:"doSomething", target:this}
              );

こんな形になりました。厄介だ。

好きなフォントが揺れる件

fontlove.jpg

Adobe Type Library の日本でのサービス開始という嬉しげなイベント以来、またフォント熱が再燃。で、色々物色しているうちに、自分のお気に入りなフォントの傾向が、ちょっと変わったなあと気付いた。

3年ほど前は、とにかく Frutiger 一辺倒だったのが、最近は Helvetica に落ち着きつつある。一方日本語フォントだと、モリサワ万歳だったのが、「フォントワークスったら素敵!」という傾向に。かつて本文の定番だったヒラギノは、角ゴの「い」が納得いかないとか思い始めた。

時代の流れとか気分の問題もあるだろうけど、やっぱり媒体の影響か。紙から映像、そしてWebという環境の変化が原因かと。ぶっちゃけ、映像とかWebは文字に関してはゆるいし、文字に対して求められる機能性も変わるし。そうなれば、必然的にフォントは淘汰され、好きなものも変わってくる。

OCR系のフォントを使える日が来るなんて、あの頃は思いもしなかった。やっぱフォントは面白い。

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SummerSonic05

4年連続4回目となりました、SummerSonic。結論から言えば、年齢を感じてしまいましたよ。ううう。

1日目、Straightener→Rooster→ビーチでぐだぐた→TV ON THE RADIO→THE ARCADE FIRE→Interpol→MEW→The Tears→Slipnot→Nine Inch Nails という流れで見ていったんだけど、途中で昼寝するわ、怖気づいて最前列に飛び込めないわ、青春の1ページに刻もうと思ったら自分の青春ノートは既にページ切れ。もうプチおっさんです、自分。

ベストアクトは、悩むところだけど、MEWかもしれない。いまいち盛り上がってなかったけれども、アレは良いライブだった。The Tearsは、もう別格なので何でもOK。初めて生で見たバーニーは、非常に生々しくてよろしかった。素敵。

来年も、きっとグダグダで参戦するでしょう。でも翌日が怖くて土曜日しか行けないと思うけど。人間、こうやってシワの数を増やして行くのですね。

[日誌] 2005-08-11

久しぶりに会社泊。ひたすらに ActionScript を書きまくる。ここ2,3日で数千行書いて、ようやくゴールが見えてきた。冷や汗、タラタラ。

浮かび上がってきた課題は、表現力。頭に描いているモノに、だいぶ近付いてきているけど、本当にやりたいことは実現できていない。AfterEffects でだったらできるのになあー、なんて部分をいかに攻略していくか。8ball までに、その辺のテクは磨いておきたいところ。

なんだかんだ遠回りしてきたけど、自分には Web しか無いんじゃないか、と、最近は思ったり思わなかったり。色々なことに興味は尽きないけど、必ず Web に収斂していく。まあ、それを仕事にすることがハッピーかどうかは、分からないけど。

肉食いたい。

クライアントからもらった写真

client_photo.jpg

クライアントから、「これ使ってよ!」と渡された写真が、正直しょぼいので悩んでいる。

「プロの写真家に撮ってもらったんだ!」と悦に入っているクライアントに、「しょぼいから撮り直しましょう」とは、なかなか言えず。結局、「不足分を補います」という名義で、いくつか再撮影。しかし、その撮影時にも、「なるべくプロのヤツ使ってよ!」と念を押されてしまった。はあ。

プロの写真家もピンキリなんだなーと思う。一眼レフデジカメが普及して、下手なプロより良い写真を撮る素人も散見される。でも、「プロ」という箔は、いまだ一部の人にとってはスゲー強力なブランドらしい。はあ。

しかし、俺だってプロの端くれですから。しょぼい写真もね、トリミングと補正で息を吹き返せるんだってとこ、見せてやりますよ。それでも虫の息ですが。精一杯がんばります。ううう。

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FlashPlayerの普及率

Flash Player と他プラグインとの普及率比較グラフ
Flash Player のバージョン毎普及率リスト

Flash MX 2004 の登場以来、割と当たり前のように ActionScript2.0 で書いて、Flash Player 7 でパブリッシュしていたけど、上のページを見ると判断ミスだったかもしれない。バージョン7のアジアでの普及率は、いまだ9割未満。こういう状況を考えると、ActionScript1.0で書いて、バージョン6でパブリッシュする方が無難でしょう。(※バージョン6でもActionScript2.0は使用できるみたいだけど)

しかし、一度 ActionScript2.0 に慣れてしまうと、昔のクラス定義の流れが、まどろっこしく思える。

MyClass = function(){};
MyClass.prototype = new MovieClip();

そして、割り当てる MovieClip に対して、

#initclip
Object.registerClass("myclass_mc", MyClass);
#endinitclip 

早く Flash Player 7 がたくさん普及すれば良いのに。あと、8ball が早くリリースされて、これもスゲー勢いで普及すれば良いのに!

オブジェクト指向はメリットを知るところから

若い未熟なプログラマーにオブジェクト指向の大切さを理解してもらうことは、骨の折れる作業だと思う。しかし、そこを押さえてもらわないと、継承やポリモーフィズムの概念を話したって意味がない。それでも、とにかく「多態性ってのは…」なんて言い出す先輩プログラマーがいたりして、ガックシ来ることも、しばしば。柴漬け食いたい。

オブジェクト指向がいかに役立つか、まずそこを知ってもらうことが先決。そこで、敷居は高いかもしれないけど、まずイベントモデルの話をしたら良いんじゃないかと、考えている。チンプンカンプンでも、それが自分に何のメリットをもたらすかは、良い感じで伝えられるんじゃないかと。

自分のときは、仕様変更しまくりのプロジェクトに滞在中、「後でいかにラクできるか?」を追求する最中で、オブジェクト指向のメリットを体感。継承が何かもよく知らなかったけど、ラクな方法を考えたら、それが継承だった。やっぱ方法が先に来ても効果は薄いでしょう。

でも、竹の子プログラマーにその辺のレクチャーをすることは、しばらく無さげ。そういうほのぼのした仕事から隔離され、デスマーチに駆り出されそう。赤紙が届いた若者の気持ちが分からないでもない、と思うも、やっぱり分からない。


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