The Tearsのデビューアルバム「Here Come The Tears」
ブレット兄貴とバーナードが再会すると聞いて驚嘆と感動で打ち震えたのは、昨年の春先。ちょうど採用活動中で、面接に来た学生に「仲たがいした2人が再会して、新しいモノを生み出そうっていう奇蹟って感動だよね!」とか意味不明のことを言ってドン引きされた気がする。ううう。
客観的に言えば、良さげな曲がそろった佳作です。が、そこは過去の愛しい suede の思い出とか、ブレットに憧れて同じ服装したらカノジョに「微妙」と言われた過去の淡い思い出とか、放課後の教室で好きな子の笛を吹こうかどうか迷っていたら担任の先生に不審がられて怒られた少年時代の思い出とか、色んな個人的感情を考慮した結果、最高傑作と言わざるをえない。
「The Ghost of You」あたりを聴くと、泣きそうになる。サマソニが待ち遠しい。